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●制作課題 |
| 美術大学のデザイン及び工芸専攻の入試では、どこの大学も高倍率を維持 し、この分野の人気を示しています。将来、デザイナーや工芸家を目指す人 たちにとって、受験という難関をクリアーすることが大きな関心事であるこ とは間違いありません。しかし、それに臆することなく、受験というものを 自分に課せられた試金石と考え、常に前向きな姿勢で、より高いレベルを見 据えて制作に打ち込むべきでしょう。 高校卒業生を対象とした昼間部は、１学期に様々な制作体験を通して造形 表現の楽しさと基礎固めを行い、２学期以降は入試課題に対する的確な応答 が出来るよう実践力の養成に主眼を置いて指導を行います。 高校３年生を主たる対象とした夜間部は、入試に即した課題制作を通じて、 描くこと・作ること、さらには表すことの方法が、徐々にそして確実に身に 付くよう編成されたカリキュラムをもとにして、授業を進めます。 いずれにしても、継続した制作を通してこそ、造形表現力が向上します。 ひとつひとつの表現行為が面白いほど理解出来るまでには、伸び悩む時機も あると思います。しかし、そのときこそ飛躍への好機だと言えるでしょう。 ←before |
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